うつを治したい人間の備忘録。

現在休職中。とりあえず元の自分に戻りたい。

7〜8日目

 7日目、引継明けの日曜。見事にやる気がなかった。曇り模様で頭はボケーっとしていたし、何かする気力がもない。ろくに家事をせず、食事だけはとり、スマホやTVやナンプレでだらだらと過ごした。

 8日目、病院2件はしごの日。急遽この日の初診がとれたため、いつもの病院のカウンセリングはキャンセル済。まあ職場に行かなくなったのでストレスもなく、喋ることはなかったため良かったかもしれない。カウンセリングは相性もあると思うのだ。

 紹介状をいただき、すぐさま2件目へ向かう。何しろ片道2時間、時間に余裕があるとはいえ、道中で他教員と出くわすルートを何としても避けたい。天候のせいか調子が微妙だったため、車で途中まで行って電車へ乗り換える手段をとった。

 かなりの問診票記入に心理士の聞き取り、それからの診察ということかなり時間がかかった。約3時間、びっくり。けっこう疲れたため、途中から電車で行ったのは正解だったかもしれない。帰宅したのは勤務終了時間とほぼ同刻だった。

 さて、この病院にはTMS診療の相談に来た。結論から言うと、私の状態は薬物療法でまだできることがあるため、現時点での磁気治療は時期尚早である、とのことだった。やる気まんまんだったので出鼻を挫かれた。

 TMSは薬が効かず、改善が乏しいといった、薬物治療の限界までいった患者(約3割)に対して、効果が認められたことが多いというデータが根拠だった。効果が認められた割合はこれまた3割。3割のうちの3割だから、確率的にはかなり低い。

 そしてそもそも私の場合、薬物治療の限界まで試したとは言えないのだ。抗うつ薬も使っていない状態、むしろ薬の量としてはかなり軽い。そのため、限界までいく約3割にまず到達していない。この時点で取り組むのは費用対効果の点で効率が悪い…とのこと。

 薬での治療をやめて完全に治したいのに、まさか薬の限界に挑戦した方がいいとは…。まあ軽量であることは分かっていたのだが、…なんだかなぁという感じ。昔ちょっとだけ飲んでやめてしまった漢方のアドバイスをいただいたので、漢方での体質改善に視点を変えてみようか。いまさら抗うつ薬というのも…うーん…なんだかなぁ。

 リワークの件といい、色々と振り出しに戻ってきたような気がする。やはり、急いてはことを仕損じる、ということなのだろうか。とりあえず休もう、今日はよく頑張ったわ…。