誰かに話すこと

　なんとか出勤している。管理職に諸々ぶちまけたところ、最低限の業務ができるように配慮していただいた。本当に最低レベルの仕事しかしていない。また休職するか、もう辞めるか結論は出ていないが、とりあえず今は目の前のことをやっていく次第だ。

　我慢や怒りは小さなうちから話して解消しておく方がいいと思う。我慢強いとか責任感が強い人は溜め込みすぎる傾向があるので、気づいたときには手遅れになってしまうケースが多い。これは私のことかもしれない、どうして学習しないのだろう。

　私の場合、人間不信の傾向が強くなっていったため、どんどん抱え込んでしまった。話しても「それくらいのことで…」とか「私の方がもっと…」とか、あるいは検討外れなアドバイスなど、だんだん話すこと自体が嫌になってしまった人もいると思う。

　自分にとって信頼できる人は、早めに見つけておいたほうがよい。職場内でもいいし、職場外の第三者でも。案外、外の人間の方が客観的に今の状況を見れるときもある。職場内なら、なるべく口の固い人間や、それとなく助け舟を出してくれる人間がよい。

　カウンセラーもありだと思う。彼らはその道のプロだ。自分自身を受け入れてくれることや、具体的な解決策を提示してくれる等、プラスになることも多い。まあ完全に自分のことを知らない第三者だと思うので、相性次第だとは思う。これまた私の場合、相性の悪いカウンセラーに当たってしまい、結果は翌日の勤務を休んでしまった。我ながら特殊なパターンだと思う。

　そんなわけで、自分を否定せずにしっかりと受け入れてくれるような人。どんなときでもあなたの味方になってくれるような理解ある人を、早めに探しておきたいところだ。