うつを治したい人間の備忘録。

現在休職中。とりあえず元の自分に戻りたい。

自分のうつ症状

 うつの出方は個人差が大きいと思う。自身の初期段階は不眠と無気力。休日は何もせずに布団の上にいるだけだった。何とか仕事に行っても集中が続かない。授業はかろうじてできるが、何とかこなすだけだ。次第に誰かと喋るのも億劫になっていった。

 休んでいるときはただ横たわっていた。起きることができない。今でも起きるのは力がいる作業だ。なんとかトイレに起き、なんとかして食べる。まあすっかり料理もしなくなったため、本当にただ流し込むだけだ。

 当然、外出すらまともにできない。とても狭い街だ、すぐに生徒や保護者に会う。何とか夜中に出てもバレて、学校に色々言われた。おかげで食べるものすら買いに行かず、体重は減る。今はスーパー等は車で隣県に行くようになった。

 ようやくゲームができるようになった頃、まあまあ人並みの生活に戻った。人とはろくに会わないが、そもそも静かな環境が好きなので、誰とも喋らない生活で大丈夫だった。これでよく教師をやっているものだ。

 うつ症状の出方も、治し方も、人それぞれだと思う。自分は人の好き嫌いが激しく、嫌いな人間に囲まれた環境で我慢しすぎた。周囲は自分のことを甘えた人間だと言い、今の職場も困った人認定でめでたく腫れ物扱いだ。

 うつは一生理解されないと思う。うつの出方は人それぞれ、苦しみも人の数だけある。ただ、自分のせいだと必要以上に責めないでほしいとは思う。これは病気だ。自分を責めそうなときは、とりあえず美味しいものでも食べて、ゆっくり寝て休んでほしい。